えずこシアターだったり   ひぃsanだったり

えずこシアターメンバー、ひぃsanの個人ブログです。自分のことを中心に、ときどきえずこシアターのことを書いています。

中秋の名月・・・

本日、えずこシアターの産みの親、吉川由美さん脚本・演出、渡辺祥子さんの朗読会があります。

> テーマは「只野真葛」。
> まったく知名度がありませんが、仙台藩医の娘として江戸で育ち
> 35歳で仙台藩士只野伊賀に嫁ぎ、後世を仙台の川内で過ごした女性
> の話です。
> 彼女はなかなかの文筆家で、塩竈、松島、七ヶ浜、多賀城などを生
> き生きと描いています。
> また、「独考(ひとりかんがえ)」というエッセイは、
> かの滝沢馬琴に140枚にわたる評論を書かせたほど
> 当時の世の中にあっては物議をかもすようなものでした。
> 現代人の我々が読んでも、まったく古びておらず
> うなずくことが多い著作です。
> 思い込みから解き放たれて客観的に、ありのままにものを見てこそ
> 真実が見えて来るという彼女の持論は
> 現代人の私たちに多くを教えてくれます。
>
> なぜこの女性が今まで脚光を浴びることがなかったのか
> 不思議でなりません。
>
> そしてそして、えずこシアター以来
> 大ファンになってしまった声楽家 鈴木美紀子さんにも
> 13世紀のフランス歌曲などを歌っていただきながら
> お楽しみいただきたいと思っています。
>
> 満月の夜
> 戦災復興記念館記念ホールで18時開演です。
> 急なお誘いですが、もしお時間ございましたら
> ぜひお越しくださいませ。