パントマイムワークショップ
2月21日(金)清水きよしさんのパントマイムワークショップでした。
ときに清水さんのパントマイムに魅了されながら、濃い時間を過ごしました。
①ストレッチなど
・とにかく頑張らない!というスタンスで行いました。頑張る!と思いこむと筋肉は緊張するので、ストレッチ含め良い動きができないとのこと。
・指を曲げ伸ばししたり、腕をさすったりすると、刺激したほうの手の指が伸びます。足首を回したりしても手の指が長くなるので、身体は全部連動して影響するようです。
・意識するだけで、指が伸び縮みすることも体験。
・前屈などは、自分はやわらかい!と思いこみ、だらーっと伸ばしていくのが大事なようです。何人もの人が普段よりも伸ばすことができました。
②パントマイム
「同化」
パントマイムに必要な要素「同化」を体験しました。風船をポケットから出し、膨らませて風船で遊ぶ。
例えば、風船を膨らませる動作をするときに、日常でしている動作をそのままコピーするだけでは見ている人に伝わりにくい。そこで、風船の特徴、風船はどういうものかということを頭に入れ、風船を伸ばしたときのゴムの伸び感とか、膨らんだときの動きや大きさを、自分の体を使って風船を表現しつつ、風船を膨らませる=風船と「同化」する。パントマイムは言葉に頼らない分、どんな動作をするにしても、同化の要素が大事ということです。
視線で表現することも学びました。
「日常」
ドアを開けて出入りする動作をやりました。
ポイントは、ドア以上に、ドアの回りの”壁”でした。
ドアノブの位置、ドアの重さ、ドアの開ける角度、身体の通り抜け方、ドアの内と外の温度差、ドアを開けるときの心情など…普段無意識に行っていることを、あえて意識する。意識するだけでも身体には現れるから見ている人にも伝わりやすい。そんなことも体験しました。